診療内容

診療科目


心療内科・精神科

診療に関して


診療の前に
受付後、問診票をご記入していただきます。問診票は、「問診票ダウンロード」より印刷し、ご自宅で記入済みのものをご持参していただくもことできます。


診療
医師が問診票に記載いただいた内容を踏まえ、患者さまのお話をお聞きし、症状の内容と程度、その原因の有無、背景などを確認させていただきます。患者さまの、困っていること、ご心配なことなども併せて、お聞きいたします。
お困りの症状、辛いお気持ち、心身の苦しさ、生活環境、職場環境・状況などを詳しくお聞きした上で、生活の問題、仕事の内容、職場の人間関係などその原因と問題点をご一緒に明確にしていきます。
それらを踏まえ症状や程度に応じて、精神療法、薬物療法、心理検査、認知行動療法に関してのご説明をし、患者さまのご意向を尊重しながら、治療方針を決めていきます。
また、状況に応じて環境調整もご一緒に相談していきます。


血液検査について
倦怠感、気分低下、気力低下などの問題の背景に身体的な疾患が隠れていないか? 内科疾患の有無と程度の確認のために、血液検査を行わせていただくことがあります。
血液検査では主に以下のことを確認することができます。

1 糖尿病、高脂血症、高尿酸血症など生活習慣病の有無の確認
2 肝機能障害、腎機能障害など慢性疾患の有無の確認
3 服薬による肝機能障害などの有無の確認
4 倦怠感などの症状が、甲状腺機能低下症や肝機能障害によるものでないことの確認
5 甲状腺機能低下症により、倦怠感、むくみ、気力低下などの症状がでている可能性の有無の確認
6 甲状腺機能亢進症による動悸などの症状が出ている可能性の有無の確認
7 女性ホルモン値を確認することで卵巣機能の評価をし、更年期障害の有無の確認
8 服用しているお薬(炭酸リチウム、バルプロ酸など)の血中濃度を確認することで適切な処方量かどうかの確認

精神療法
お困りの症状、辛いお気持ち、心身の苦しさ、生活環境、職場環境(労務内容、勤務時間、人間関係など)について、患者さまから、十分にお話をお聞きいたします。誰にも相談できない悩みをお話すること、相談できること自体が、患者さまの安心感につながり、気持ちが楽になります。
また、お話しすることで、生活の問題、仕事の内容、職場の人間関係など、お困りごとの原因と問題点が明確になっていきます。原因、問題点が明確になることで、必然的に解決策を考えることができ、先のことに対して、希望が持てるようになります。そうなると、こころも楽になります。


薬物療法
不安感が強い方は、抗不安薬、漢方薬にて、不安感を軽減することが大切です。うつ傾向が強い方も、抗うつ薬の服用は有益です。薬物療法が必要な方にはその必要性と、薬の作用、副作用もご説明いたします。適切な薬物療法により、不安感や抑うつ気分、不眠などの症状の改善が期待でき、日常生活面、仕事など社会生活面の質の向上も期待できます


心理検査
ご自身の性格傾向、コミュニケーションのとり方、物事の受け止め方や考え方、自己評価の偏りに悩みを抱えていらっしゃる方。ミスを繰り返す、仕事をなかなか覚えられない、人と上手くコミュニケーションが取れないなどのお悩みを抱えている方には、心理検査をご提案いたしております。心理検査では、性格傾向や対人交流面での対応パターン、考え方の癖、得手不得手や発達障害の傾向を調べることができます。

>詳しくはコチラをご覧ください


認知行動療法
心理療法の1つで、うつや不安の症状、パニック障害、強迫性障害、人間関係など、さまざまなストレスにより生きにくさを感じている方々に有効であると実証されている実践的な療法です。診察で、認知行動療法が有益と思われる方に、お勧めしています。通常は心理検査にて得られた客観的な検査結果を参照しながら、施行しています。
※当クリニックでは認知行動療法は心理士が担当します。

>詳しくはコチラをご覧ください

主な連携医療機関

・愛心循環器クリニック
・上出脳神経外科クリニック
・コロンビア内科クリニック
・札幌駅前しきしま乳腺クリニック
・札幌マタニティ・ウィメンズ南1条クリニック

・市立札幌病院
・時計台記念病院
・NTT東日本 札幌病院