睡眠障害


症状
寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまう、熟睡感がない、朝方早く目が覚めてしまうといった入眠困難、中途覚醒、熟睡困難、早朝覚醒があります。 特に誘因もなく、眠れないということの他に、うつ病、心因性の悩み、ストレスでも睡眠障害が起こります。


治療


薬物療法

症状に応じて、超短時間型、短時間型、中間型、長時間型の睡眠薬を使用します。単剤、あるいは、組み合わせで調節していきます。 うつ病、不安障害などの基礎疾患がある方は、抗うつ薬、抗不安薬なども併用します。


環境調整

軽めの入浴、ストレッチなどで、身体を暖める。一度体温があがり、その後、体温が低下していくときに眠気を感じてきます。
寝室では、テレビ、スマートフョン、パソコンなどは、見ないで、寝るための場所という意識を持つ。
朝、起床時間をできる限り、一定にする。
天気が良ければ、カーテンをあけて、太陽の光を浴びる。
昼寝は15時までの、30分までにする。

この他、睡眠時無呼吸症候群、レストレッグ症候群などの他の疾患の有無の鑑別も重要です。